第6回医学講演

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演者：東京工業大学 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センター 教授　木村　宏先生

演題：「遺伝子発現制御とクロマチンの生細胞ダイナミクス」


座長：藤田医科大学大学院　医学研究科　システム医科学
　　　教授　宮川　剛先生
　　　　　
講演要旨：
遺伝子の発現制御は、発生や細胞分化に重要であるばかりでなく、
その破綻が病態の要因ともなりうる。遺伝子の発現の制御には、DNA
の特定の塩基配列を認識して結合する転写因子の働きは必須であるが、
クロマチン修飾などのエピジェネティクス制御やDNAが置かれた細胞
核内の環境も極めて重要であることがわかってきた。
本セミナーでは、近年のオミクス解析や生細胞イメージングから明らか
になってきた転写制御機構について紹介する。

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