第93回 保健学セミナー
演者:松波総合病院 川鰭市郎
胎児治療とは、胎児の病期を出生前に診断し、母体の安全を確保しながら、出生前の胎児に対し治療を行うものです。母体に薬物を投与する治療から、子宮を開いて胎児に手術を行うなど侵襲の大きな治療も行われます。胎児治療の進歩は、出生前診断技術の進歩によって発展してきました。具体的には血液検査、超音波診断などであり、医療科学専攻の専門領域と関与します。また、胎児治療をうける母親の身体的・心理的・社会的侵襲への看護、またその家族へのケア、そして胎児治療を受けて生まれてきた児が健やかに発育・成長するためのリハビリテーションも必要になります。
本講演では、胎児治療の基礎から応用、最近の知見について解説し、さらに生まれてくる命と母親を支えるチーム医療の現場についてご紹介いただきます。
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登録日時 | 2023年7月11日 |
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備考 | 閲覧方法:ふじた学びばこ → 大学 → 大学院セミナー |
主催部門 | 大学事務局学務部大学院学務課 |
担当者 | 中川真里奈 |
連絡先 |
9051 hs-kyom4@fujita-hu.ac.jp |