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「精神障害の発症脆弱性における環境要因の関与: 幼若期社会的敗北ストレスモデル動物を用いたアプローチ」

「Fujita Neuroscience Forum」は、ノーベル賞受賞者をはじめとする著名な海外の研究者をお招きし、神経科学に関する最先端の研究成果やその意義についてご講演いただくシリーズです。神経科学に関心を持つ大学院生、研究者にとって、貴重な学びの場となります。
第6回目は、fMRIを用いた脳イメージングと脳ネットワークの発達、構造、薬物調節の分野において世界的に著名なワシントン大学医学部のニコ・ドーゼンバーク教授にご講演いただきます。皆様のご参加をお待ちしております。

脳における情報処理を支えるシナプス強度の動的特性は、ニューロンのみならずアストロサイトネットワークとの相互作用にも依存しています。私たちはマウス海馬を対象に、局所回路のシナプス活動を規定する分子・細胞基盤の解明を進めてきました。とりわけアストロサイトの関与に着目し、アストロサイトにおけるNMDA受容体シグナル伝達と、アストロサイト由来のシナプス細胞接着分子によるシナプス制御を明らかにしてきました。これらの分子は神経疾患と密接に関連しており、本講演ではそれらに関する最新の知見を紹介します。

演題「 The α6 subunit-containing GABA-A receptors: From neglected subtype to promising therapeutic opportunity in neuropsychiatry 」

脊髄・脳損傷機能回復に向けた研究においては、iPS細胞移植や神経伸長誘導の研究が推進されています。我々は再生外部環境を制御する視点から、軸索伸長の阻害因子であるコンドロイチン硫酸の発現抑制による神経再生(Nature Commun.Takeuchi et.al)を契機に、同じく神経細胞・シナプス外に存在するシナプスオーガナイザーに着想を得た人工シナプスコネクタ(CPTXと命名)による機能回復(Science, Suzuki et.al.)を進めてきました。CPTXは狙った神経を狙った箇所で接続可能とするものとして立体構造解析情報に基づいて創出した人工キメラ分子です。すべてのシナプス前部に局在するNeurexinとシナプス後部AMPA型受容体を人為的に架橋するCPTXのコンセプトからさらに加えて、さまざまな新規次世代型コネクター開発とその検証を現在進めています。これら臨床に繋げるため、創薬モダリティの検討、さらにはモデル動物回復でのリハビリテーション効果も外挿可能な運動解析とAI機械学習系の構築など、最近の展開を議論します。

演題:「発達障害のモデルマウス解析:Small GTPase RAC3と中心体蛋白質CEP152を例として」

「Fujita Neuroscience Forum」は、ノーベル賞受賞者をはじめとする著名な海
外の研究者をお招きし、神経科学に関する最先端の研究成果やその意義について
ご講演いただくシリーズです。神経科学に関心を持つ大学院生、研究者にとって、
貴重な学びの場となります。
第5回目は、社会的行動や社会的認知に関わるオキシトシン受容体や、サイケデ
リックスの作用の研究で世界的に著名なカリフォルニア大学バークレー校のグ
ル・ドーレン教授にご講演いただきます。皆様のご参加をお待ちしております。